チビクワだと思ったらゴミ虫だった話【手が臭くなって泣いた】

いきものと暮らし編
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-一昨日の夜の散歩で見つけた一匹目「変なかたち…ゴミ虫か」と私は思ったのだが、「これクワガタじゃない?」と夫。よく見たらチビクワガタだった。逆パターンの勘違いが後々の悲劇を生む…。

夜の散歩でチビクワガタを探していたら…

前日に小さくて変わった形のチビクワを1匹見つけてからというもの、「もしかしてまたいるかもしれない」という期待を胸にまた夜の散歩に出かけた私たち。

この日は大当たり!

あっという間に3匹のチビクワガタを立て続けに発見。「クワガタラッシュだ~!」とテンションは最高潮。ちょっと歩くたびにクワガタが落ちているのを見てわくわくしながら、さらにもう1匹を探し続けていると…。

そして4匹目で事件は起きた…

橋の隙間の暗いところにまたあの見慣れた黒くて小さなシルエット。

「4匹目も見つけた!」とすかさず手でつかもうとするも、すごいはやさで隙間に入っていってしまった。

その瞬間-
ツンっと鼻を刺す、強烈なにおいが!

「えっ、なにこれ!くっさ!!!」

明らかにいつものチビクワと違う。見た目はけっこう似てたのに。よくみると、お尻のほうに深い溝があるしなんだか違う虫。しかもこのにおいを私は知っている。

「これ、クワガタじゃなくて…ゴミムシ!」
ゴミ虫をさわってしまった。ショックすぎる。もう早く帰りたい…。散歩どころではありません。

家に帰ってからすぐにハンドソープでごしごしと手を洗いましたが、においが取れない。何度も洗っては手のにおいを確認するも…「臭い!!」

「そんなに洗ったら手の脂なくなっちゃうよ」と隣の部屋で笑う夫の声が遠くに聞こえました…。

まさかのゴミムシ誤認…でも夫はちょっと楽しそう

ちなみに夫は以前ゴミムシを飼っていた時期があり、今回のにおい騒動にもなぜかちょっと楽しそう。図鑑で見たらクチキゴミムシっぽい気がするも、私しか姿をみていないため真相は分からず。

もっとわかりやすいゴミ虫だったら触らなかったのに。

過去に夫は何度も「ゴミムシの臭いがついた~嗅いでみてよ」と手の臭いを確認させようとしてきたので、仕返しとばかりに洗った手の臭いがとれないと確認してもらおうとしたところ、少しの臭いにも敏感な鼻がいいはずの夫は「石鹸の臭いしかしないけど」と言っていた。そんなはずないもの。臭いのとれてないもの。

念のためチビクワを確認してもらうと…

におい事件の後、ちょっと不安になってきた私。
「今日捕まえた3匹のチビクワも、もしかしてゴミムシだったらどうしよう…?」

手を念入りに洗った後に、捕まえてきたクワガタを夫に確認してもらうと「うん、大丈夫!これはチビクワだよ」とお墨付きが。

次は絶対、においで覚える前に見分けたい。なんだったら夫に見てもらってから捕まえたい。でもその前に逃げちゃうしどうしたら…。と悩んでいます。

チビクワって何を食べるの?

さて、無事にチビクワガタであることが確認されたわけですが…
「で、チビクワって何を食べるの?」

実は私はもちろん、夫もチビクワガタを飼ったことがないのでまったくわからず。「とりあえず、クワガタ用のゼリーでいいんじゃない?」と私が提案したところ、

「なんか肉食っぽいってYouTubeで見たから、ミルワームあげてみよう」と夫。
ちょうど冷蔵庫(!)に入れていたミルワームをケースに入れて様子を見てみたものの–
…チビクワ、じりじりと後ずさり。

まったく食べる気配なし。むしろ、「え、コレなに怖っ…」って感じで距離をとってました。

「うーん、これは違うかもなぁ」と夫がつぶやき、結局、何を食べるのかまだ謎のままです。

朝になると、みんな仲良く土の中

朝みたらみんな潜ってた

そんなこんなでわちゃわちゃしていたチビクワたちも、翌朝カップをのぞいてみると–

みんな(ミルワームも含め)静かに、仲良く土の中に潜ってました。争った様子もなく、隠れてしまった姿を見て「これはこれで落ち着いたのかもね」と一安心。

しばらくは観察しながら、チビクワたちの好物を探る日々が続きそうです。


【追記】後日…。チビクワたちの好物はまだ分からないけれど、ミルワームと昆虫ゼリーはしっかりなくなっていました。

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