ぶんぶん音の正体は?一人の部屋で起きたハンミョウ事件

いきものと暮らし編
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最近ハンミョウが羽化しはじめました。しばらくは動き回ったりしないのですが、体が見慣れたハンミョウの色に変わると飛んだり跳ねたりしはじめます。私は毎日穴からでてきたハンミョウがいないかチェックするのが日課になりつつあります。すごい飛び回るハンミョウは曲者です。

ハンミョウとの出会いは突然に

ちょうど1年ほど前、なんでも連れ帰ってしまう夫によりハンミョウが連れ帰られました。観察して元の場所にかえすのかと思いきや「ハンミョウおもしろそうだから、飼ってみようと思って」という夫の一言。

赤玉土を敷き詰めただけのプラケースでハンミョウ飼育がはじまりました。

そうこうしているうちに秋には幼虫が生まれ、餌のコオロギを巣穴で待ち構える姿を二人で何度も観察した日もありました。黒っぽい顔の部分だけを穴のところに出す姿が印象的でちょっとかわいいなと思えるようになりました。

また、ティッシュを使ってこよりをつくり、ハンミョウの幼虫を釣り上げる「ハンミョウ釣り」もおもしろかったです。いろいろな本にやり方がのっていますが上手くいかず二人でYouTubeを見て何回もやってみました。

ハンミョウの幼虫には体にひっかかりの部分があって、巣穴から全部でなくても引きずり込むことができるようです。それを知ったうえでひょいとひっぱらないと幼虫がうまく巣穴からでてくれません。私にはけっきょく上手くできなかったけれど、夫は少しコツをつかんで釣り上げることができるようになりました。

そのうち、冬になりハンミョウの幼虫は土にもぐったっきり出てこず。幼虫の暮らしていた穴も閉じられてしまい、私は「幼虫生きているのだろうか?」とたまに思い出す程度でした。

ハンミョウ幼虫冬を越す

それから半年くらい経った今年の7月、夫と「ハンミョウどうなった?」とみてみると蛹になっていました。たぶん穴が閉じて何も食べなくなった頃から蛹になる準備をしていたのだと思われます。

そして7月半ば、ハンミョウが成虫になって順番に出てくるようになりました。

羽化のようすを写真で記録!(…したけれど)

こうすると分かりにくいけれど、間近でみるとだんだん色が濃くなってくのがよくわかります

夫に仕事で家にいないから写真に撮っておいてと言われ責任重大と任務にあたる私。羽化したばかりのハンミョウを見つめ、夫が出かけてから1時間ごとにハンミョウの色の変化を見ながら写真を撮りました。

しかし…帰宅した夫からの一言は「生物は横写真が基本だよ」だったのです。(どうやら学術的には横写真で撮るもののようです。)

…そうなのか。知らなかった。「最近のSNSは縦ばっかりじゃん!先に言ってよ~」とは私の心の叫び。なんだかしょんぼりしてしまいました。

最近インスタもブログも縦撮り多くないですか?スマホで見るから縦だろうと思ったんです。

「というわけで、今日は夫には使えない写真かもしれないけど、私は気に入っている羽化写真を縦で何枚か紹介します(上の写真)」

事件は静かな午後に起きた

この状態で置いてあるから羽化したハンミョウは簡単にカップから出てしまう

そんな写真のしょんぼりな出来事も忘れかけていた今日、またも一人で家にいる時に事件は起きました。

なんだか隣の部屋から「ぶんぶん」と音がするのです。いつも似たような音がするからまた何か飛んでいるのかなと思っていましたが、ぶんぶんの音は鳴りやみません。

しょうがないので様子を見に行くと…そこにはなんと羽化したハンミョウがカップを脱出して飛び回っていたのです。

「!!飛びまくっているけどどうすれば?」とちょっとパニックの私。というのも先日夫がハンミョウに噛まれてずいぶんと痛がっていたのです。

こんな時、生きもの好きな人たちの一部にはなぜだか噛まれた感想を言い合ったりすることがあるみたいですが、私は絶対噛まれたくありません。おそるおそるカップをかぶせた後、蓋をすべりこませ捕獲に成功しました。

私にはなんとかカップに入れるまでが精いっぱいで、仲間のいるプラケースに入れるのは怖くて断念しました。(開けると同時に「隙あり!」とばかりにぴょーんと飛んだりするので収集がつかなくなってしまいそう。)

帰ってきた夫は蓋をあけっぱなしにしてふつうにハンミョウをケースに入れてました。(…お願いだから早く蓋を閉めてほしい)

「生き物との生活」は予測不能

幼虫との生活も、羽化の様子も、そしてあごはすごいけど意外に愛嬌のある顔なのもおもしろいと思えましたが、脱走&捕獲だけはあまりやりたくないなと思いました。こんなこともあるんですね。…いやありえるといつも思っているんですけどね。

でも、ハンミョウとの生活はけっこうおもしろいです。昨日も夫は違う種類の茶色いハンミョウを連れて帰りたそうに写真を撮り、じっと見つめていたのでそのうち別の種類が家に来るかもしれないなと思っています。

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